あーさん

オンネリとアンネリのおうちのあーさんのレビュー・感想・評価

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やっと観れたー!!

寒い中、ネコを膝に抱いて観るのには最適だった。。
いやぁ、心がぬっくぬく♪ ホッカホカ ♪
(ちなみに作品は夏の設定。。笑)

オンネリとアンネリは仲良しの女の子。
小学校4年生くらいかな?
どちらも家に居場所がなくて、二人で住める家があったらなぁ〜なんて夢のようなことを考えている。そんな時、、

最初"バラの木夫人"が出てきた時は、何このメリーポピンズみたいな人は?そんな都合のいい話…なんて思いかけたのだけれど、、
ダメダメ、そういうツッコミは入れちゃダメなの!よくお人形ごっこする時に使う"〜のことね" というのが絶対だから、そこは言ってはダメなの笑

しばらくそんな感じで、ふわふわな世界観になじむのに少ーしばかり時間がかかってしまったのだけれど(私が女の子から遠ざかってしまったせいだな。。)、なじんできてからは、もうすっかりハマってしまった!

フィンランド🇫🇮の児童文学の実写映画らしく、性根が悪い人は誰も出てこない。
(テイストは全く違うけれど、同じくフィンランドのカウリスマキ作品に通じるものを感じた)

そして、女の子の洋服やお家のインテリア、すべてが色鮮やかで可愛らしい。
まるで、昔々妹とリカちゃん人形でやってたごっこ遊びの延長。
可愛いものをできるだけたくさん並べよう!みたいな。。

ピンクのサングラス、水色のおうち、お揃いのワンピース、レースの手袋、花柄の壁紙、お札を束ねているリボン、カラフルなお菓子やサンドウィッチ、、

観ているだけで楽しいのに、音楽も可愛らしくて、物語も可愛らしい。
泥棒に対するみんなの寛容さ、、泣いちゃう!

ちょっぴりおませなオンネリとアンネリだけど、素直で優しくて。
ロマンスもあり、家族愛もあり、町の人の温かさもあり。

現実がシビアだからこそ、子ども目線で世界がこんな風だったらいいな、、を映画にしたような作品に心が温まった。。

かつて女の子だった人全員に観てほしいっ!



**こぼれ話

私には息子しかいないので、こういう可愛い世界を親子で味わうことができずちょっとさみしいな…と時々感じているのだけれど、そんな時は姪っ子頼み♪
ビーズのアクセサリーや髪どめ、お人形の服等をせっせと作ってはお誕生日などに送り続け、そのお礼にと可愛い絵やお手紙をくれる二人の姪っ子達♡
一人はピアノが得意なので、一緒に連弾してくれるだけで本当に幸せな気持ちになる。。🎹
もう一人は絵が上手で、素敵な手作り絵本を作って去年の私の誕生日に送ってくれた。
"あーおばちゃんがいつも手作りのものをくれるので、私も絵本を作りました"とお手紙に書いてあって、あーおばちゃんは本当に、本当に心から嬉しかった。。
(それもあーおばちゃんが登場するお話。まるで、オンネリとアンネリみたいな!)
想いは伝わるんだなって思って、その絵本を読みながら号泣しました😭

二人ともずっと心優しい女の子でいてほしいな、と願うばかりです。。

👗👚👒💍👛🐤🐶🦋🦄🐓🍀🌸🌹🌼🧁🍭🍦🍹🚓🛁🎀🖼
あーさん

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