なかもと

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイのなかもとのレビュー・感想・評価

3.8
「毎年何千人ものが手数料を払い、メキシコ国境を越えアメリカに不法入国をする。
国境はメキシコの麻薬カルテルが仕切っている。」
不法入国をする人々の中にはイスラム過激派の数も少なくない。
20年前までは麻薬カルテルはコカインの運搬が一番利益を生んでいたか、今は不法入国者の手助けへと変わってきた。
たとえ失敗したとしても再び試みることが可能だという。
ある日、アメリカのカンザスシティにあるスーパーマーケットで複数名による自爆テロが発生。
子供含む15名が死亡した。
国土安全保障省は、自爆したテロリストは不法入国者の可能性が高いと考え、不法入国の手助けをしているメキシコの麻薬カルテルの壊滅作戦を実行する。
その任務に依頼されたマット・グレイヴァーは、アレハンドロに再び協力の要請をする。

【感想】
今さらですが原題の「Sicario」とはスペイン語で「殺し屋」、「Soldado」は「兵士」の意味だそうです。
前作のスピンオフに当たる今作は、マットとアレハンドロに視点をおいています。
ただ、マットの登場シーンは「おっ!相変わらずサンダル履いてr……って誰!?見た目(髭)がめちゃくちゃ変わってる!!」と焦りました。マットでした。
そして、不法入国への危険性を恥ずかしながら初めて知りました。
元アメリカ大統領のトランプさんも国境に塀を作る!と言っていたのも頷けます。
前作よりも比較的分かりやすい内容でしたが、内容は負けず劣らずで考えさせられるものでした。
はぁ~ほんと、日本に住んでて良かったです。
なかもと

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