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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイのcinemakinoriのレビュー・感想・評価

4.0





“暗殺者になりたいのか?”






【ボーダーライン】三部作?のパート2

続編と言うか、スピンオフのようなテイスト。





結論から言うと、前作より好き。
脚本の緻密さや捻り、えぇぇ!?っとなるビルヌーブ監督らしい展開は勿論初作に軍配が上がるものの、エンタメ×ハードボイルド×ノワール×アクションの見解で観るとこちら方が断然グッと来る。


やっぱり前作の主人公はエミリー・ブラントじゃなかったんだって腑に落ちる作り方もすこ。
前作に変わって、今作の観客的視点キャストに起用されているのは激カワ美女のイザベル・モナーちゃん(知らん間に改名してて草)!!
【インスタントファミリー】以来虜になってしまった彼女、やっぱりカワユス♡



と、それは置いといてw



いやー、緊張感と容赦ない剥き出しのハードボイルド感が堪らない!
前作以上にベニチオ・デル・トロの凄演が冴え渡る本作では、確実に主人公と言って良い立ち位置のアレハンドロのヒューマンな側面を、とてもスムーズな展開と場面とシーケンスによって投下してくれている。



そして今作もまた、後半20分位の怒涛の展開がドチャクソ格好良い!!
パート1を上回るエンタメアクションを彩るに相応しい2機の“ブラックホーク”がマジで格好良すぎるんよ。
カラっからに乾いたメキシコとテキサスの大地スレスレに並列飛行する姿は映え過ぎです。



基本的な舞台や話の内容は前作を踏襲してはいるものの、麻薬カルテルの多様犯罪と時代との抱き合わせを基に、日本人である我々には到底知る由もない“リアル”が描かれているであろう演出力にただただ圧倒されてしまう。


剥き出しのリアリティノワール
マジか〜!!のエンディング

はてさて
3作目にはエミリー・ブラント、イザベル・モナー再登場なるか!?!?

ワクワク感に満ちた本シリーズの行方が気になるのなんのってもう、、、、












“将来について話し合おう”
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