ボーダーライン：ソルジャーズ・デイのCookieMonsterのレビュー・感想・評価

アメリカで起こったテロ事件をトリガーに、前作で扱った麻薬カルテル、移民問題を絡めながら、ヘイトの環状的な構造を死と再生によって描く

登場人物は一部前作から引き継ぎながら、扱うテーマや表現はガラッと変わっている
これは現代におけるアメリカンヒストリーX
かつて差別対象だった黒人は、トランプが批判するヒスパニック系に変遷している移民国家アメリカのいま、すべては政治的な問題だったりする
貧しいものが更に貧しいものを搾取する