そこらの会社なんかでも管理職対現場の構図ってのは良くありがちですけど、このクラスになってもそういうのがあって…世知辛い! という内容で。
指示されたら何でもやりまっせな男マットですが、上司の言う通りにやったら梯子を外されて挙句、お前らがやったことですから無かったことにして下さいねなんて言われてしまい、明らかに皆の目が死んでいく。
一番気の毒なのがアレハンドロで、完全にトカゲの尻尾切りで現地に放置という。
前作はマッチョイズムの中で翻弄される女性の視点でしたけど、今作はマッチョイズムの中の残酷なカースト制度を見せつけられるもので、男性の方が見てて辛いところもあるかもしれない。
見どころしかないんですけど、やっぱり序盤、アレハンドロの銃鬼連射は何度見ても爽快ですね。
あの少年も人を撃つときはあれくらいやっとかないと後悔するハメになる…というラストも良かった。
3作目もありそうなので期待しておきたい。