たぼ

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイのたぼのレビュー・感想・評価

4.5
前作に引き続き、今回はデル・トロとブローリンが主軸となり展開される。

スリリングな展開はもちろん、デル・トロの重厚な演技が素晴らしい。

カルテルの恐ろしさ、メキシコの実情を知るのにはいい一本だと思うが、我々も改めてそういう実態がある(本作はフィクションだが、カルテルについて検索をかければ見せしめの惨殺放置、凄惨な処刑写真や生きたまま切り刻む動画などが山ほど出てくるので一応閲覧注意とします。しかしながら、資金力では日本の任侠団体のほうが上だという)ということに正視するべきだと思う。

また、この“ボーダーライン”は元より三部構成として作製された訳だが、ラストとなる次回作の結末がどうなるのか非常に気になるところである。
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