きーは

ヘル・フロント 地獄の最前線のきーはのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

西部戦線異常なしの事考えてたら昔観たこの映画を思い出したので再視聴

と言っても前観たのは数年前のマカオ国際映画祭で、英語音声に中国語の字幕だったので内容をよく理解してなかった!
確か英語音声の映画がそもそもこれしか無かった記憶 多分初めて観たゴリゴリの戦争映画

今まで観ていたマーベルやその他のアクション映画と違って兵士達が死の恐怖に怯えていたのが印象的で、「戦争における人殺しの心理学」を読むきっかけにもなった映画がコレ
極限状態の人間の心情を色々知った後に観たこともあって中盤ぐらいから涙が止まらなかった辛い
オズボーン中尉のような兵士達の心の支えになる人間の話も出てきてたな〜なんて
他にも沢山!また本を読み返したくなるな

台詞がほとんどない兵士達1人1人の演技が良かった 勿論主演達の演技もたまらん...
グロ耐性あったらもっと観れる映画の幅が広がるんだろうけど 勿体無いな自分
音響と音楽がすごい良かった 緊迫感ある
狭い空間でいつ攻撃されるか分からないの怖い!
サントラ探したけど無いのかな?
淡々と話が進んでいく!観ていて気持ち良くなる事はないけど忘れられない系 静かな映画は嫌いじゃない!
こんな話だったのか〜全然理解できてなかったので実質初見 色んな立場の人間がいる!
大佐達が勲章を貰っている影で泥に塗れて死んでいく沢山の兵士達がいる 前線怖いねえ!
そんな兵士達を送る立場である大尉もしんどい
みんなしんどい!
塹壕の不快感ヤバい〜生理的にも精神的にもキツいだろうな
泥の音とか食器の音が良かった(音フェチ)
砲弾が近くに着弾した時の兵士達の悲鳴も良かった あれでトラウマなったり脳に障害出来たりするんだな〜 何も出来ずに悲鳴を上げて這い回るのも良い 敵地に奇襲をかけるのってどれ程の勇気が必要なんだ!?まともな精神では無理じゃないか??
戦争に行った人の9割が精神おかしくなる 残りの1割は元からおかしいサイコパス(うろ)て話を思い出した 

邦題の雰囲気が内容と違いすぎて面白い 原題が1番最後に出てきたのが良かった 悲しい
邦題だと絶対観なかった映画だろうな!

西部戦線異常なしは本を持ってるんだけど最後の数ページ読んで気分悪くなってその日中々な悪夢を見たので多分映画は無理ですねぇ!

総括 色々と悲しい
きーは

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