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マルクス・エンゲルスのkayupanのレビュー・感想・評価

マルクス・エンゲルス(2017年製作の映画)
4.0
マルクスとエンゲルスの出会いから共産党宣言の出版までのエピソード。貧困の出自で仕事がなかったマルクス、工場主の息子であり労働者の劣悪な環境に疑問を持つエンゲルス。作中ではマルクスの妻は2人の良き理解者としてサポートする。
"批判は全てを貪り、最後には自らを食らう。"
プルードンとの交友や同盟の批判もものともしないブルジョワに対する抵抗の信念。
マルクスのドイツ語、エンゲルスの産業革命が加速するイギリスの英語、共通語としてパリに舞台を移してフランス語で展開されるのも臨場感があって良い。ワイン飲み過ぎ。
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