松居大悟監督のシュールなコメディ。シナリオや設定には、リアリティに欠けていて矛盾も多いのだけれども、松居監督の作風であるキラキラした青春感がほとばしっていて、結構、楽しく最後まで観られました。(向井理さんとYOUさんのクダリは、かなり無理があったが)
ただ、コメディとしてみないと、かなり無理があります。笑
松居大悟監督作品にすべてに通じる『永遠の青春』感は、時にゆがみ、時に切なく、時に不揃いだけど、やはり好きですね。
『姫』を10年間見守り続けた3人なのですが、感情があるようで感情を見失っている感覚は、いろいろ病んでいるのだけれども、正気を取り戻していくところが、若干、あっけなかったかな。