健多郎

映画プリキュアスーパースターズ!の健多郎のレビュー・感想・評価

3.0
約束を破らないはなし

まず冒頭、オープニングクレジットの「脚本:米村正二」の名で覚悟を決める
結果的に悪い方の米村正二は出ていませんでしたが、中途半端にシーンごとをまとめた印象が強く、良い方の米村正二でもありませんでした
クローバーが本格的に登場する中盤以降はそれなりに面白いものの、序盤は似たような展開が続き若干ダレたのが要因でしょうか…

人との約束は守りましょう!
守れなかったのなら謝りましょう!
という至極当然の事を分かりやすく啓蒙するシナリオは良い
まあこれ、大人でも出来てない人たまにいますけどね…平気で約束破れる人…
良い子のみんな!約束を守れない大人になっちゃいけないぞ!四次元殺法コンビとの約束だ!

アクションに関しても、肉弾戦禁止状態のア・ラ・モードがサポートに徹し残りの2チームが前衛で戦っており、見応えがあるよう工夫してあった印象
後半の敵がザ・シングと天元突破グレンラガンを足したような見た目でゴツく巨大だったので、いい感じに強敵感が出ていたのも良かったですね

もう情報解禁されているので書きますが、上映後の「HUGっと!プリキュア」単体映画の予告に「ふたりはプリキュア」のブラックとホワイトが出ておりめちゃくちゃテンションが上がりました!
さすが15周年…とんでもないモノをブチ込んで来やがった…
というか、「ふたりはプリキュア」はシリーズで唯一劇場作品が制作されなかった作品なので15年目の銀幕デビューになりますね!
(続編の「ふたりはプリキュアMaxHeart」はシリーズ最多の劇場作品2本制作され、オールスターズ作品への出演もMaxHeart時のコスチュームと設定のみでした)
初代から観ており、やはり初代が最も好きなファンとしては今からとても楽しみです!
健多郎

健多郎