なんというか。
社会問題を盛り込みながら、希薄になってきている家族という単位に焦点を当てているのかな？
また、垣間見えるのは事件の影には当事者しか知らない真実があるって事。
物差しは一つじゃないけれど。物差しは必要。そこから零れ落ちたものをどうやって拾い上げるのか。それが難しいんだろうな。
比較する事自体無意味だけれど、平均的な、人間的な生活を誰もができたらいい。虐待される子供が親権放棄させる権利があればいい。などと、色々思い、悶々といたしました。
安藤サクラの演技が素晴らしかった！女であり、母であり、他人である。その、彼女を演じ分けてる。以前から大変好きな俳優さんですが、益々好きになりました。リリーさんはいつも通りの安定なうまさ。樹木希林さんの演技は語る必要なし！彼女の老女はどの作品でも自然すぎて違和感なし。神か！といつも思うのです。
