「捨てたんじゃなくて、拾ったんですよ。捨てた人は他にいたんじゃないですか?」
選んだ絆は血の繋がりより強いのか。ぎりぎりの生活の中で、ひっそり生きる寄せ集めの家族のお話。血の繋がりはなくても、まっとうに生きられなくても、寄せ集めの家族は幸せそうで、何が正しいのか、正しいってなんなのか問いかけてくる。
愛があれば幸せは与えられるけど、立場の弱い人たちには限界がある。それでも、愛がない家庭はあまりに悲しい。りんの横顔がそう訴えかけてくる気がしました。
主要人物みんなが好演で、セットもリアルで、映画に沈み込むような気持ち。
安藤サクラさんの長回しの泣きのシーンが胸に迫りました。
(最近ブラッシュアップライフ観てたのですが、安藤サクラさんカッコいい…)