評判がいいみたいでよかった。
でも、この映画は普段、映画にいかない子たちを感動されるのだろうか。深読みしなきゃ、できなきゃ名作じゃないみたいな空気とかやだな。
彼ら彼女たちの終わりとそのはじまりにある喪失感。そのポッカリあいた空洞に、詰まっていたものは何だったか?そんな映画。
でもパルムドールはあげすぎじゃねえの?と、嫉妬なのかな。いつもの是枝だし、これにあげるなら、他の是枝にもあげれるじゃんと思うけど、この映画には安藤サクラがいるからかな。まぁ、安藤サクラがパルムドールだな。
個人的に、世の中にある嘘みたいな本当は楽しい。映画の中にある本当みたいな嘘は楽しい。でも、この映画は、嘘みたいな本当!みたいな顔してて、それは嘘じゃん!と思ってしまう。多分、それが是枝作品にハマれないとこだと思う。映画としての顔立ちが。もちろんこれは個人的な趣向の話。