｢誰かが捨てたのを拾ったんです。捨てた人は他にいるんじゃないですか。｣
第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した、是枝裕和監督の今作。
現代では希薄になっていると言われる家族の絆、そこに様々な社会問題を掛け合わせたような作品となっているが、観る人によって評価、解釈が分かれそうな印象。
まずキャストは文句なしに素晴らしい。中でも刑事役の女の人？あんなに正論を言っているのに人をイライラさせることが出来る人がいるのか！？笑
フランキーのダメおやじ役、樹木希林なんて役なのかって思わせるほど。安藤サクラのレビュー冒頭のセリフのシーンなんかは何この女優、よくわかんないけど凄いってなる。あーボキャブラリーが、、すみません。。
正直あのラストは物足りない感じはする。でも観る人達の解釈、想像を駆り立てるっていう意味ではあれでいい気もする。結局、子供は親を選べないんだよ。
