yamamotoharuka

万引き家族のyamamotoharukaのネタバレレビュー・内容・結末

万引き家族(2018年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

血の繋がりがなくても絆があれば家族は出来る。
でもこの家族は、絆にみせかけて犯罪で繋がってたし、この絆とはまた違うものだったんだけど愛情がなかったわけではないし、みんなの居場所はあったと思う。


りんのぶつ?ていうのもえぐられるし、
子供にそんなこと言わせるなってなってずっと号泣してた。

一番悲しいのは、リリーフランキーが犯罪しか教えてあげれなかったという発言と、正論かましてくる検事に反論できない安藤サクラが涙を流しながら「そうかもね。」という2人とも教養がないのもすごく辛かった。

一瞬で崩壊した家族だけど皆、ちょっとだけ成長して通常の人達より過酷だけど幸せになってほしい。

なにより、りんちゃんは生きててほしい。

家族って単なる血や紙切れ程度のもの。
というばっさり切られるような作品でした。

りんが「ぶつ?」というセリフも安藤サクラの「大好きだったらぶたない」といってりんを抱き締めてたのは涙が止まらないし、胸がえぐられるほど悲しい。