プリンス

ヒッチハイク・キラーのプリンスのレビュー・感想・評価

ヒッチハイク・キラー(2015年製作の映画)
3.6
最近では竹田恒泰チャンネルばかりを観て、無駄に士気を高めております。映画通としましては、ここらが踏ん張り所でしょう。目標mark500本、全く辿り着きません。寒いです。石油ファンヒーター、新調致しました。消し忘れ防止機能付き、プリンスです。さて、そんな事よりいつものレビューです。

これ、どうでしょう。
ヒッチハイクキラー!!
乗るのか乗せるのか、殺すか殺されるかで、趣きが変わってくる訳であります。
今回の多分主役は南フランスを、なんと手ぶらで旅をする英国人ジャック。手ぶらで無精髭の佇まいですから、ハウアー先生より引きが悪い訳ですよ。全然車が捕まらない。なんでも最近、ここらでヒッチハイカー殺人事件が頻発してるとか。そこに、いきなり車から叩き降ろされる逆ヒッチハイク女子、金髪フランス女ベロニク登場。
野宿からの様式美、全裸沼遊びで、あっとゆー間に意気投合。どうなってますでしょうか、このベロニクのけしからん尻!
二人で一夜を明かしました後、いかにも人ゴロシ風な親切な親父さんがよーやく止まってくれまして、家に招待してくれるとゆうサプライズ。
不穏な空気もなんのその。充電どころか、奥様の豪華夕食飲み放題付きの一泊コース。しかしね、やはりこの夫婦の雰囲気が普通じゃない。奥様は何故かタトゥーで哀しげ、お父さんはベートーベンスタイルの激情型。
せっかくの料理も、ベジタリアンにつき食えないジャック!!
そして、どうなってましたでしょうか、天真爛漫にシャワーを浴びるベロニクのいかがわしい乳っ!!
これはボケとツッコミがコロコロ入れ替わる、笑い飯のスタイルですよ。
イギリス人はどうだの、フランス人はどうだのと、ニッポン人のわたくしにはサッパリ。
ドーバー海峡を挟んだ性交渉の後に更に一夜明けて、様相一変。
目が覚めたらベロニクは置き手紙を預けて、行方不明。あー、良くある話ですよ。鏡にルージュでサヨナラのパターンよね。夫婦にひとしきり慰められまして、もう帰れと言われるジャック。
なんだこの家!ただちょっと変わった人なだけで、普通の親切じゃねーか!そうは言っても、あの中世の絵画の様な乳と尻が忘れられないっちゅうの!
トホホと、またしても路頭に迷うジャックの前に、今度は別の手荒いオッサン登場!第2ラウンド、バンダナがキマッてる渋いジジイ。こっちが本筋か?来るの遅いっ!注射されてスープを飲まされてまた注射!!自己紹介も無いし、これは怖い!レビューの尺的にも早く手を下してくれ!!
しかし、いよいよとゆうところでバンダナジジイ、ガス消し忘れ。モタクサしてるもんだから、隙を見て一目散のジャック。
そして先の夫婦の屋敷で捕まっておりました、中世の美女ベロニク発見!車を拝借して逃げる二人。追いかけてくる、今度は夫婦。
見事なまでに迫力ゼロなトラバントとローバーのカーチェイス!!見た事ない車のチョイスよ。
車横転からの話も横転!
更に二転三転!!
勘の良い方ならとっくにお解りでしょうが、脳の萎縮が始まっておるわたくしにはこのどんでん返しは衝撃でありました。
そしていかにも何かがありそうなエンディング。いつもの様に2回観て確認しましたが、そこは何もございませんでした。

さてレビューが長くなり過ぎた上に、冷静に良く考えたらやはり大した映画じゃございません。これ以上フォロワー様が減るのも怖いので、恐ろしく長い90分が体験出来るとだけ申し上げておきましょう。

沼遊び・・3点
おっぱい・・4点
よく見たら・・ブサイク
ヒッチハイク・・失敗

合計 3.6

オススメは致しません。
でわまた!!
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