たけちゃん

劇場版 幼女戦記のたけちゃんのレビュー・感想・評価

劇場版 幼女戦記(2019年製作の映画)
4.0
あれは、幼女の皮を被ったバケモノです!


上村泰 監督 2019年製作
声優 悠木碧、早見沙織


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
5月5日は「子どもの日」
そして、僕の母の命日。
小1だった息子も成人し、亡くなってもう15年にもなりますが、毎年家族で墓掃除をして過ごす子どもの日。
でも、今年は自粛しました。
許してくれるよね。
いつか丁寧に墓磨くから……

自粛中のわが家は、揃ってみんないます。
2週ほど前に嫁が熱を出し、コロナか!と慌てましたが、かかりつけの病院に電話して症状を伝え、診察してくれたところ普通の風邪でしょうとのこと。
でも、心配性の嫁は自主ロックダウンを決め込み部屋にこもり、それ以来、家事一切が僕の仕事となりました……。
でも、なんだかんだ料理も好きなんで、冷蔵庫の残り物を利用し、好き勝手やっていました(笑)
嫁は明日から復帰するそうです……( ¯−¯ )フッ

そんな子どもの日。
今日は家族みんなで「幼女戦記」
実はアニメ好きの娘と共にテレビシリーズの大ファンで、劇場版が5月1日から配信されるのを楽しみにしてたんです。
本当は劇場で観たかったんですけどね。
嫁も一緒に観てたけど、さすがに話が分からない。でも、世界観が気に入ったようで、映画の後テレビシリーズを第1話から見始めました。僕と娘は昨日も復習で見てたから3周目!(笑)

この連休中は「攻殻機動隊」の新作や「炎炎ノ消防隊」、「エヴァンゲリヲン新劇場版」などアニメもよく観てますが、今はこれが1番好きですね。おすすめです(^o^)ノ







さて、映画です。
主人公はターニャ・デグレチャフ少佐、9歳。

実は、あるサラリーマンが"存在X"という神のワザで別世界に転生させられ女の子として生を受けます。
時代的には第一次世界大戦から第二次世界大戦あたりを混ぜ合わせたような世界線で、そこでは魔法が存在し、魔力を用いた戦闘も行われているんです。
ターニャは幼女なのに強大な魔力を持ち、9歳で既に軍を率い、勝利に貢献していきます。しかし、彼女が属する国は明らかにドイツ帝国。歴史が類似するなら、最後には敗戦が待っています。彼女(彼?)は、負けが分かっているその世界で如何に生きていくのかが描かれます。

また、主人公のターニャ以外のキャラも良いんです。
鬼のような彼女にしごかれる第203魔導大隊は、いつしか軍屈指の精鋭部隊になっていきます。なんか「バンド・オブ・ブラザース」みたいで、そんなところも好き。
その隊の副官セレブリャコーフ中尉がまた素敵で。
萌えます( ¯−¯ )フッ


原作は2013年に発表されたライトノベルで、作者はカルロ・ゼン。この方、全く情報がなく、よく分かりません。知ってる方、教えてください( ̄^ ̄ゞ


僕は原作は読んでなくてアニメのみですが、娘によると原作はかなり長く複雑だそうです。話が難しくて挫折したと言っていたので、アニメでよいかもね。
でも、歴史好きにも、ファンタジー好きにも、幼女好きにも、きっと気に入ってもらえるはず(笑)

テレビシリーズは12話、その続きとして劇場版があります。
しかし、残念ながら原作もまだ終わっておらず、当然、今回の劇場版もラストは描かれず次に続く。
そのため、スコアは4.0でした。
早く続きが観たい。
今度こそ劇場に行くぞ( •̀ω•́ )و✧


よろしければ、この自粛中にテレビシリーズと合わせ観てみませんか?