思ったよりこのふたりを結びつけるためのお膳立てがちゃんとしていて、鑑賞後には「ありえない？いや、アリエールでしょう！」って言いたくなった。このふたりには、アメリカの最高判事になったRBGとその夫カップルを連想したもん(MAX下ネタの部分は省いて)。異次元ともいえるようなスーパーウーマンであっても、パートナーに選ぶのは、彼女のありのままを受け入れて、心から笑わせてくれる人。そういうパートナーを選ぶっていうだけでもその人を信頼したくなるし、そういうリーダーについていきたいなぁって思う。
ハリウッドのこういう力入れて作ってるコメディ映画って、政治批判がつきもののようだけど、本作はド直球なんでしょうね。観てる間はヘラヘラ〜と笑いつつ、どこかゾワゾワ。解説などを読んでなるほどと勉強になった。
まだ誰にも太鼓判を押されてなくても、現代に作られた映画を観ていくってことが、私にとっては重要なことだと感じました。
