エソラゴト

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋のエソラゴトのレビュー・感想・評価

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先月半ばに鑑賞した家族を題材にした強烈な作品が未だに尾を引いているので、新年一発目は気楽に鑑賞出来るライトなコメディでも…と選んだ今作。

所謂大人のラブコメながらも描かれているのは政治や環境問題、テロなど現実社会に即した辛辣な風刺や問題提起ー。とはいえジャーナリスト:フレッド役を演じているのは誰あろうセス・ローゲン。行動から言動までお下品且つお下劣なのは言わずもがな(笑)

そこに正に才色兼備な国務長官:シャーロット役のシャーリーズ・セロンが見た目のエレガントさからは想像も付かない程の突き抜け振りにコメディエンヌとしての魅力が爆発!

監督は『50/50 フィフティ・フィフティ』を始めセス・ローゲンと3作目のタッグを組むジョナサン・レヴィン。『50/50 フィフティ・フィフティ』はジョセフ・ゴードン=レヴィット主演の一見重たい題材ながらもコメディとヒューマンドラマの絶妙な塩梅が心地良い個人的にも大好きな作品。

今作でもその要素が上手く取り入れられており、最後まで面白おかしくそして楽しく鑑賞出来ました。ただ一つ難をいうとするとこの手のコメディ作品は90分前後でサラッと見せてくれると尚良いかな…。