はま

仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判のはまのレビュー・感想・評価

4.0
シーズン2観終わって、「ああ、これでアマゾンズも観終わってしまったんか…」って悲嘆に暮れてたらその後の劇場版があることを知って同じ日にすぐ観ました。すぐ観終わりました。悲しい。

シーズン1、2とあんだけ濃ゆい話やっといて(特にシーズン2なんか設定すごすぎだった)、劇場版で何やるんだよ…って思ってたけど、これまたすごいお話を考えるもんだなあ🙄
「喰うか、喰われるか」
それを単純に今までの「人間vsアマゾン」って構図・戦いだけに囚われずに考えるって相当難しいと思うけど、それか脚本家は相当変態なのかな🤔←褒めてる

劇中の橘さんのセリフめっちゃ印象的でしたわ。
「家畜としての再生か、害虫としての破滅か。」
この考え出来る人、橘さんか脚本の高橋さんだけじゃん(つまり高橋さん)。小林靖子ムーブかもしれないけど………

そんな中ダラダラと生かされ続けてる仁さんと悠くん。
私としては、「早く殺してあげてほしい」と思う反面、「こんな人間が生きている限り死ねない」と思う部分もあり、悠くんたちに安住は無いんだと思うと頭抱えずにはいられない(;ω;)
ちょっとアマゾンズは考え始めると私の中で「剣(ブレイド)」の世界観と同じ感じ(悲しみしかない)になるので、何でもいいからみんなを幸せにしてあげたくなる。ならないけど。
やめろ


シーズン2のイユちゃんの絶叫アフレコも印象的だけど、劇場版は仁さんと悠くんの生身バトルがすごかった。谷口さんと富くんね…応援せざるを得ない…。
アルファとオメガの戦いは今まで幾度となくあったけど、劇場版はまた違ってたなぁって。一つの区切り。
悲しいけど最後まで見届けました。

そんで最後に流れる小林太郎&NoBさんの曲、なに。「Eat, kill all」って。なんだよ。天才かよ。「生きろ」って。やめろよ。
七羽さんで泣いて、悠くんと美月で泣いて、よしもう終わりってなった後にこれ流れるやつ。太郎ふざけんな。歌上手すぎる。


正直アマゾンズは「観てないから一応観とこ」ぐらいの気持ちで観始めたから、今はただただ「ごめんなさい」って感じです。
そりゃそうだ。大人たちが本気で作ってるんだから。そんな気持ちで観ちゃだめなやつでした。

アマゾンズって世界観と悠くん…………っていう余韻が凄いので、もうちょっと時間空けてからセイバーに帰ろうと思います(こっちも重いけど)。
はま

はま