学生の時に見て大好きだった『懺悔』はよりフェリーニに近いと感じたが、こっちはよりパラジャーノフに近い。映像における虚構性の強調、説話の神話化にはモンタージュの偏重と同時にボイスオーバーが不可欠な要素…
>>続きを読む神と悪魔、キリスト教徒とイスラム教徒、現代のパートがあり、壮大な叙事詩のような印象。
草原を歩く女神のおもての白さは、ベルイマン映画のような神々しさ。
冒頭の断崖でまず心を持って行かれるんだけれど…
❶内容:19世紀グルジア(現ジョージア)の山岳地帯に住むキリスト教徒とイスラム教徒の因縁の対決を描き、敵味方を超えた人間の尊厳と寛容を謳た1967年のテンギス・アブラゼ監督作品で、その後の『希望の木…
>>続きを読む(c) “Georgia Film” Studio, 1968 (c) RUSCICO, 2000