祈りのネタバレレビュー・内容・結末

『祈り』に投稿されたネタバレ・内容・結末

顛末を話そうとすると救いがない気がするけれど、ラストの一瞬を観た人には決してそうではないことが示され序文に落ちる。
画面の美しさは下手に語るのやめとこてなる、裁かるゝジャンヌ思い出した
詩的で寓話的。白い服を着た女性は良心の象徴だろうか。スーツを着た人たちは当時の世間の風刺なのかな。口を動かさずにセリフが語られる場面があって印象的だった。
殺した異教徒の勇敢さを称えて、右腕(というより右手)を切り落とすことを拒否した男が村を追われる話。敵の村に招かれて殺される。女神と悪魔が出てきて比喩的な表現が入る。

カンヌ映画祭グランプリ受賞作「懺悔」(1984)のテンギズ・アブラゼ監督による「祈り 三部作」第一作。ジョージア(=グルジア)の有名な叙事詩の映画化。

「人間の美しい本性は滅びることはない」・・・…

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コーカサスのキリスト教徒=ヘヴスリとイスラム教徒=キスティの相克のお話。岩から干乾びた手が何本も出てたのは敵の手だと時間が経って気が付きました。

コーカサスの景観の途方もない美しさ。雪と岩肌を背景…

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彼と家族が吹雪の中を進むところで目が完全に閉じ、次に目覚めたときには彼(別の人だった)が殺されていた。岩波ホールの椅子が頭まですっぽりもたれられるものやったら...とか考えてしまうほど眠気がすごかっ…

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動物を生贄にするときと、男の首を刺すところの撮る角度が同じ点が、グッとくる。

時間がたつほどイメージがバシバシ繋がってくる。時間がたつほど良さがわかる不思議な映画なのかもしれない。詩とか美とかっていうのはそういうものなのかもしれない。何回でも思い出しそう。

追記
‪「たとえ…

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ストーリーはほぼないと言える。セリフも少なく、詩を読むナレーション全体を占める。それに、象徴的な映像が重ねられる。
期待していた映画とは違っていたので得点低め

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