祈りに投稿された感想・評価 - 2ページ目

『祈り』に投稿された感想・評価

8

8の感想・評価

2.0
叙事詩眠い
景色壮大過ぎてカメラが拾い切れてない感すらあった
雪、山、月、太陽などの自然の使い方が半端ない。特に雪景色の中5人で横並びに歩いてるシーンと、ラストの死ぬ瞬間の太陽は凄すぎて感動した。

ラストの女神の死と大量の墓地はその後到来した共産主義体制下における宗教の禁止という、更なる地獄へ突入したジョージアの歴史を意味?

善の象徴である天使のような偶像がナウシカに見えて仕方がない。
冷戦…

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信仰。
その先にある異教徒との戦い。
凡庸な信奉者達の偏狭な心の物差しや浅はかな物の考え方。常に多数派の意見に同調し、群れとなって襲い掛かる低俗な思考。人間のその醜さ。それは国境や人種や宗教の垣根を…

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Listener

Listenerの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

詩的で寓話的。白い服を着た女性は良心の象徴だろうか。スーツを着た人たちは当時の世間の風刺なのかな。口を動かさずにセリフが語られる場面があって印象的だった。
Yuhi

Yuhiの感想・評価

-
思い出されるのはパラジャーノフとヴラーチフ。
濃縮された民族性と呪いがかったショット。
野井

野井の感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

殺した異教徒の勇敢さを称えて、右腕(というより右手)を切り落とすことを拒否した男が村を追われる話。敵の村に招かれて殺される。女神と悪魔が出てきて比喩的な表現が入る。
EnCeTempLa

EnCeTempLaの感想・評価

5.0
荘厳で神秘的な映像がすごい。独自の陰影が異星かと思わせる力がある。人間の対立と不寛容は現代にもあるが、美しい心が覆われるところが辛い。

このレビューはネタバレを含みます

カンヌ映画祭グランプリ受賞作「懺悔」(1984)のテンギズ・アブラゼ監督による「祈り 三部作」第一作。ジョージア(=グルジア)の有名な叙事詩の映画化。

「人間の美しい本性は滅びることはない」・・・…

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宗教・因習の排他性と桎梏、人間愛に就いて。
ジョージア、テンギズ・アブラゼ。
同監督の『祈り三部作』の嚆矢濫觴となる作品。
峻厳なコーカサス山地を舞台に採った、映像叙事詩である。

正邪の象徴を登場…

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