観たかったテンギズ・アブラゼ監督の祈り三部作を鑑賞。眼福でした!
モノクロームの美しさ。過去にモノクロの映像に惹き付けられた作品は何作かあるけど、この作品も冒頭から美しい。と、それだけではなくて、…
冒頭の女神、善良の象徴か。そして心の闇を象徴する醜い男。
今だったら撮れない残虐なシーン。白黒の映像があらゆる美醜と善悪、人の心の尊厳や脆さを次々に繰り出し、静かに「お前はどうなのだ?」と問いかけら…
2018.8.13@岩波ホール
寝てる間にエライ展開になってた。もったいね〜〜
2022.2.13@岩波ホール
冒頭以外全く見覚えなくて前回ほんとにずっと寝てたんだなと思った。実体のある人間たちも…
テンギズ・アブラゼは本作を含めて四作観てきたが、一貫として反体制のテーマを据えているものの、ユーモアや諷刺を交えた作品ばかりだったので、こんなに厳粛でベルイマン然な映画を撮っていたことに驚いた。
本…
演出5
演技4
脚本4
撮影5
照明5
音楽4
音響5
インスピレーション4
好み5
○「人の美しい本性が滅びることはない」(作家ヴァジャ・プシャヴェラの言葉)
テンギズ・アブラゼ監督「祈り三部…
このレビューはネタバレを含みます
彼と家族が吹雪の中を進むところで目が完全に閉じ、次に目覚めたときには彼(別の人だった)が殺されていた。岩波ホールの椅子が頭まですっぽりもたれられるものやったら...とか考えてしまうほど眠気がすごかっ…
>>続きを読む(c) “Georgia Film” Studio, 1968 (c) RUSCICO, 2000