ボリショイ・バレエ 2人のスワンのtsumumikiのレビュー・感想・評価

ユリアとカリーナ、境遇も性格も違う２人の少女の成長を過去と現在を交錯させながらストーリーが展開していき、そこから美しいロシアバレエの裏側の厳しさと社会の世相が垣間見えてくる。
バレエシーンの素晴らしさにとどまらず、バレエ映画にありがちな根性モノでもドロドロとした内幕を描くものでもない。
見応えあるヒューマンドラマの仕上がりだった。