たろ

ラジオ・コバニのたろのレビュー・感想・評価

ラジオ・コバニ(2016年製作の映画)
3.8
「戦争に勝者はいない、どちらも敗者」

その言葉通りの、脳裏に焼きつくショッキングな映像...
勝者敗者以前に、もはや人間じゃなくなってしまう。物理的にも、精神的にも。
捕虜のIS戦闘員の、自身の思慮さえ理解出来てない様に、洗脳の恐ろしさと滑稽さを感じた。

「おはよう」ってこんなに希望に満ちた言葉だったんだなぁ。



下記、2度と見れそうにないので忘れたくないことを書いとく。

「子供たちは洗脳されて自爆要員として使われる。
顔がわかるのは、武器を奪うために死体の近くまで行った時、そこで初めて子供だと気づくんだ。」

「戦場にいるときは精神的なダメージに気づきにくい。
でも周りの人たちは私が変わったことに気づく。」
たろ

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