このレビューはネタバレを含みます
思い出しレビュー。
テーマは重く、故に暗く哀しい。だけど、とても心に残る作品。
物語では二つの謎、事件が提示される。一つは冒頭で描かれる現代の事件。
そして、交互に描かれながら徐々に明らかにされ…
かなり昔のものだけれど、予想以上に見応えのある作品でした。
これはサスペンスであると同時に、母と娘の愛の物語。
キャシー・ベイツはここでは愛想も口も悪い役柄(ドロリス)で、迫力のある演技という点で…
現在と過去の回想シーンを交錯させながら進んでいくミステリーかつヒューマンドラマ。
順番どおりに語ったら何てことない話だが、時系列をシャッフルすることでサスペンスにしてしまう。
どんでん返しがある…
「事故は 不幸な女の いい友達よ」
スティーヴン・キングがキャシー・ベイツのために書き下ろしたミステリー小説の映画化。
確かにこの役はキャシー・ベイツ以外考えられないかもなー、と思わせる名演…