このレビューはネタバレを含みます
リアル版の真実か挑戦かのゲームに意図的に巻き込まれた主人公達の話。
以前降臨して聖職者達を殺した狡猾な悪魔がこのゲームに取り憑いており封じられてたものの封印が解けた際にこのゲームの概念に憑依する事で存命した悪魔の所業。
悪魔が人の死を糧にする存在として実在するなら、一見矛盾なくストーリーが進んでいき、挑戦を3回に1回は強制的に選択しなければならないというルールも遊びの中でか、悪魔の誘導によってか追加されてる事で死亡不可避に。挑戦で真実を話せと言う内容のゲームの根本の掟破りのテーマもありになってる点はいただけない。
最初仲間より大多数の命を優先するという最大多数の幸福論者のように語ってた良い子ちゃんな主人公が、ゲームがどうやっても終わらないと悟った時に親友と2人でラストに全世界を巻き込んで悪魔と自分達を延命させる選択を取るのは皮肉である。
ホラー映画にしては良くできた作品