こはく

アガサ・クリスティー ねじれた家のこはくのレビュー・感想・評価

3.5
ストーリーは、館の主人の死、館に集まる親族…とミステリーの王道をいく安定した展開。原作と比べると、やや薄い感じがするかなぁ…と思いつつ、クライマックスのワンシーンは心に残った。役者さんの力だろうな。

ところで、アガサ・クリスティ作品の映像化で楽しみなのは、当時の風景やファッションの再現。本作も、貴族の館やドレス、田園風景、車…どれも素敵で、見ているだけでウットリだった。有名な美術作品を連想させるような美しいカットが沢山あって、眼福眼福…の一作でした。
こはく

こはく