松井の天井直撃ホームラン

魔子恐るべしの松井の天井直撃ホームランのレビュー・感想・評価

魔子恐るべし(1954年製作の映画)
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☆☆☆

※ 鑑賞直後のメモから

人を探しに根岸明美演じる田舎から出て来た女の子に、次々と都会のチンピラが寄って来る。
中でも森繁久弥は、普段は何故だかお姉言葉なのだが。本当は札付きのヤクザとゆう設定。

組を騙した事で、チンピラ達から森繁ごリンチを喰らう場面に於ける、その一切を省略した表現方法。今だと北野武作品等で高く評価されている方法に近い。
だが残念の事に、当時は単なるプログラムピクチャーの1本に過ぎない…とゆう評価にすぎなかったからか?本作品での演出及び編集は、少し早すぎたのかも知れない。

全編を観て思ったのは、とにかく根岸明美の天真爛漫な姿が笑いを誘ったのだが。何と言っても…。

《福田さ〜ん》出て来てやってくれ〜って事だけだわ(笑)

2010年5月10日 シネマヴェーラ渋谷