前知識を入れずタイトルから勝手にリベンジアクションと思い込んで観ましたが…全然別物でした。復讐劇よりもオーランド・ブルームさん演じる解体工が、幼い頃に受けた性的虐待からトラウマに苦悩し葛藤する姿に重点を置いています。
トラウマを忘れる事が出来ず全裸姿でア◯ルプレイに勤しんだり、怒りから制御不能になったりと何時もの男前ブルームさんとは違った面を見られる作品ではある…好き嫌いはあるとは思いますけど。
虐待で負った傷は何時までも心を蝕み続ける…結局は神と赦しという宗教的な意味合いが強くキリスト教に知見が深い方なら思うところが大きい映画なのかも知れません。
最後のあれはちょっと強引かな…あれで自分の罪を悔いる人物なら、犯した罪を偽ってあの年まであの仕事を続けていないでしょと自分は思ってしまいました…。人がいるところでやっても…またトラウマ植え付けてどうする…。
観る人が違えば心に刺さる映画と思うが、自分の好みではありませんでした…。
