久々にクェンティン・タランティーノ監督の映画を観た。
彼の映画技法はまさに芸術の極みにまで達してきたように感じた一本でした。だが彼独特のザラついてエロティックな感覚はさらに際立って残っているので嬉しかったです。
ハリウッドで映画に変わりテレビドラマが隆盛を誇っていた頃のお話。
レオナルド・デカプリオとブラッド・ピットの豪華過ぎる共演と言うのも嬉しいところです。
彼らのスターとしての存在感は流石です。
ピットはデカプリオのアクションシーンを受け持つスタントマンをしている。そんな彼に知り合ったヒッピーの女の子言う台詞。
「俳優は嘘くさい。他人が書いた台詞を読んでバカなテレビドラマで人殺しゴッコをしているだけよ」
もう一つ面白いのがあった
「テレビは「アイラブ・ルーシー」以外は人殺しばっかり流している」
かってのハリウッドのある時代を上手く描いていた映画だった。