サガン

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのサガンのレビュー・感想・評価

4.5
◆タラちゃんの恋文◆
タランティーノが描く1969年のハリウッド。
映像から音楽から、ほとばしる映画愛。
これはあれですね、
映画とハリウッドに宛てたタラちゃんからの恋文ですね。

マックイーンにブルース・リーお馴染みの映画オタクを喜ばす仕掛けを満載しつつ。

ベトナム反戦、ヒッピー、公民権運動などカウンターカルチャー全盛のアメリカン・ニューシネマの時代。
旬を過ぎたTVスターの隣家に、時代の寵児ロマン・ポランスキー監督と妻で新進気鋭の女優シャロン・テートが引っ越してくるというプロット。

ラストで"悲劇のミューズ"シャロン・テート事件はパラレルワールドへ移行。
「殺人を教えた映画スターを殺してやる」という犯人たち。
この世界線では"映画界を壊しにかかった"犯人に豪快に復讐を遂げるのだ。
うーーん♡カタルシス。
レオさんの「こんがりクリスピーに焼いたったぜ」がツボ笑

行き過ぎたポリコレへの嫌味もチクリと。
タラちゃん流カウンターカルチャーに痺れます(゚∀゚)

ディカプリオとブラピの共演は…ブラピの勝ちだと思う。
SENSHIの黄色いアロハにChampionTシャツが地球一似合う♡
んで、クリフの妻殺しの謎は解けず。
ナタリー・ウッド水死事件の犯人は?
サガン

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