青木悠

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドの青木悠のレビュー・感想・評価

4.0
マヤホークが出演していることに、2度目の鑑賞で気が付いた。ユマサーマン推しっぽい監督の起用なのかな。

ブラッドピット演じるクリフみたいな人物に憧れる。強く、欲張らず、気取らない。男の自分から見ても、セクシーとはこういうことなのかと思ってしまう。

60年代の車は本当に映像映えする。

以下、ネタバレかも?






良いエンディングだった。
LSD漬けの煙草から始まって、ナイフ、銃、火炎放射器で終わる、タランティーノ節。声出して笑った。

LSDが効き始めた所のシーンが好きだったが、Train has left the station.をトリップが始まった。と訳されてるのが、少し貧相な表現だなと感じた。日本にはドラッグ文化があまり無いから難しいのかも。

監督の愛もあるだろうけど、マカロニウエスタンの撮影シーンが長すぎるように感じた。でもスパーン映画牧場でのシーンとの対比で妙に納得した。それにしても、スパゲティウエスタンをマカロニウエスタンに最初に訳した翻訳者に、理由を聞いてみたい。