fuming

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのfumingのレビュー・感想・評価

3.5
タランティーノ節の極み。
非常に当時のアメリカ映画社会の事情や小ネタを全力投球で投げてきて、知らない人は予習無しではまず分からないし多分面白くない。自分も正直ネタ全部は全然拾えてない。しかし、それでも全編通してどこか小粋で愉快な雰囲気にさせてくれるのはディカプリオとブラピのおかげであろう。言い換えれば、リーチしてない人にとっては本作は主演2人のパワーで持っているまであろう。
個人的にはファン向け映画の頂点のような映画だと思う。タランティーノファンの人、マカロニウエスタンやオールドムービーファンの人には垂涎の内容である。さしずめ「コレクター映画」とでも名付けようか。観終わった後は、みんなきっとタバコが吸いたくなる。
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