掛谷拓也

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドの掛谷拓也のレビュー・感想・評価

3.7
不吉な実話であるシャロンテート殺害事件のことが気にかかったまま長い映画の最後まで見ることになる。エンディングには驚いた。アメリカ人にとってもシャロンテート事件はトラウマなのだろう。別の優しい世界線が提示される。歴史改変物だが史実を知っていたほうが映画が楽しめる。最新の技術で69年のロサンゼルスを見るのは楽しい。グロいシーンはお約束。ディカプリオとブラッドピットのバディ感がいいのは言うまでもない。ヒッピーのマンソンファミリーが暮らしていたスパーン牧場はああいうところだったのか。それにしてもみんなすごいタバコ吸うよね