一夏

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドの一夏のネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

おさんぽremixにこの映画の引用があって、あ、そういえば途中までしか観てなかったな〜と思い出し最後まで観た。

途中で観るの一旦中断してるくらいなので、最初の感想は「「「長い」」」だったが、イタリアから帰ってきてからのヒッピーとの戦闘シーンに向かっていく流れは、とにかくカオスで見応えがあった。犬かわいい〜。えらい〜。賢い〜。
あんなに嫌だった火炎放射器が、現実でちゃんと役に立って、その上隣人もその映画観てたっていうのが良かったなあ。あそこのシーンは、「映画なんて虚構・作り物だ(だから意味ない)」という部分に対するアンチテーゼを感じた。
役者は嘘つき。もちろんそう。だけど、やっていて悪いだけじゃない、きっと。

全体的にセンスあってすげえ〜となる。画面作りと音楽、間に挟むちょっとした小ボケ的要素とか、隙がない感じ。車に乗ってる時のカットが印象的。

ハリウッドの裏側をブラピとディカプリオでやりますよ!という心意気がヤバい。良い。表出てない汚さというか、ゴシップ的な部分というか、難しさというかなんというか。


過去の栄光と、衰えゆく現在。だけどみている人はみているのである。映画って、やっぱりやめられないね〜という。
一夏

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