このレビューはネタバレを含みます
50年代に人気絶頂だった 俳優のディカプリオ その専属スタントマンのブラッドピット。二人は、また栄光を取り戻そうと、もがいていた。
隣の家には、若手監督のロマン・ポランスキーと妻のシャロン・テートが住んでいる。
ディカプリオとブラッドピットの日常を描きながら、シャロンテートの日常も並行して描かれる。
同年代の方は、ご存知だと思うが、シャロンテートは、あのシャロンテート事件のシャロンテートである。なんのこっちゃ。
狂信的カルト宗教集団に惨殺された彼女。
どこでこの二つのストーリーがシンクロするのか?
タランティーノにしては、意外に暴力シーンが少ないなあ、と思っていた。観終わってからわかった。
この頃のアメリカは、TV・映画とも自主規制で過激なシーンを禁止していた。この反動でマカロニウエスタンが、ヒットした。(主人公も誘われる。)
実際この頃のマカロニウエスタンは、面白い!
クリント・イーストウッド フランコネロ ジュリアーノジェンマ!
最後の最後にタランティーノらしい場面になるのだが、観る人によって感想は違うやろなあ。
見方によってどうにでも取れる。そういうのが面白い! どこかで、ぜひ。