まったりした映画でした。
最近の、テンポの速い、複雑なストーリーの映画に慣れた若い世代の人が見たら、眠くなっちゃうだろうなと思います。知ってる人出て来ないし。
私は50代後半なので、ギリギリ、ブルースリーもスティーブマックイーンも知ってるので、そこそこ楽しめました。
特にスティーブマックイーン役の人が本人にそっくりなことにビックリでした。顔だけじゃなく、後ろ姿も。
スティーブマックイーンもブルースリーも知らず、大脱走も見たことなく、シャロン・テート事件ももちろん知らず、マカロニウエスタンって何？っていう人は、この映画は見なくてもいいかも。
シャロン・テート事件については、知ってからこの映画を見た方がいいという情報があったので、事前にネットで調べて予習しておきました。正解でした。
この映画は、一言で言うなら、シャロン・テート事件の頃のハリウッドのパラレルワールドを描いたものだと言えます。だからこの事件は知っていた方が理解が深まると思います。
ブラッドピッドのスタントのシーンを期待していたのですが、なかったです。ただアクションシーンは何度もあり、カッコよくて見とれちゃいます。
ディカプリオは時々ジョンウェインに見えました。
