待ってました。タランティーノの新作!
きっと監督本人のノスタルジーも含まれつつ、タランティーノ節が炸裂するんだろうな。と、思ってました。
ピークを過ぎた俳優の苦悩と希望。時代の流れに取り残されまいとする人間臭さにジンときてしまいました。
セリフを言い終えて、ホッとして涙目になる姿がたまりません。
どの時代でも、生き抜くために一生懸命に頑張ってるんだね。と。
リックとクリフの関係が素敵。それぞれの立ち位置、思い遣りが見える。バディなんだなぁ。
60年代を生きたわけではないけれど、その時代の雰囲気がよく伝わってきました。
セルフパロディも含め、小ネタ満載で楽しくみることができました。
あの時代を描くことが、監督にとって、残したい何かなんだろうか。そんなふうに思いました。
バイオレンスシーンのキレは相変わらず。
ブランディがピットブルなのは気になっていたので、納得。素晴らしい躾ととも、キュートでにすごいわんちゃんでした。
マーゴットロビーはまぁ、なんと横顔のシーンが美しいのでしょう。時代の良心というか、光に見えました。
大好き。