ナチス・ヒトラー映画強化週間②。
劇映画パートと当時の生存者にインタビューをするドキュメンタリーパートが綯い交ぜになっている構成なんだけど、自分は説明が多すぎない映画が好きなので、当時の心境を当事者が先走って説明していくのは好みじゃなかった。
それに、インタビューで「〇〇された時、××みたいなことを言いましてね…」と語った後に、劇映画の中で××のフレーズを言わせるのも二度手間。廃工場みたいな作業場に行って2人組が話す場面も、「そこに3人目の仲間が来まして…」と予め言った後にドアのノック音が聞こえる流れよりも、そのセリフを排して一瞬でもノックの正体はゲシュタポなんじゃないかと思わせるスリルがあっても良いと思うし、少しドキュメンタリーに寄りすぎてるなと素人目にも感じた。構成が機能してない。
