直線を多用した背景、窓の有無で人物を描写し、的確に美しい陽光や景色を取り込む🪟
大予算をかけられたスペクタクルものでもなく、シリアスで重厚な暗い場面が続く映画でも全くなく。
90分と短いのもあり、本当に小さな、ささやかな映画。文学やってる身からすると彼の告知後の授業の変化、スピーチの内容が結構わかるなぁ、って思う。
世界に読まれるような崇高な西洋の文学作品を残した人って、大抵どこか破綻してるし。学部時代の教授もかなり逸脱した方法で授業をしてくれることがあった(生徒としては最高だった)
それをジョニーデップがやってるからこそ、他の同じジャンルの映画と一線を画す作品。たしかに出来すぎてる。でも、もっと好意的に評価されても良いと思ったけど…。
人生にはきっと右や左といった常識の範囲内、見える道筋から選択するのではなくて、just go straight な瞬間が絶対誰しもあると思うし、学生には特に伝えてあげて良い言葉だと思う。
そういうのありきたりすぎて英語圏だと甘ったれな理想論に思えるのかしら😂😂