主人公が大学の文学教授なので言葉が難しく哲学的。
だが死期が迫り自由に生きようとする中の自由奔放さもあり、所々に人間味のある不思議な作品だった。
他作品よりも、ジョニーデップのだるそうな演技と低い声を堪能できる。哲学的な長台詞もなかなかいい。
ドロドロとした大人の問題を処理したあとは最期は遠くに出かけていく主人公だったが、そんな死の旅に犬を連れて行って良かったのか?とか家族は「やっぱりずっとそばにいて!」とか言わないのか?とか細かいところが気になった。
最後は急に童話的で、綺麗にまとまりすぎているような気もする