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グッバイ、リチャード!のliamのレビュー・感想・評価

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)
3.6

監督は「グッバイ、ケイティ」のウェイン・ロバーツ。主演は「名探偵シャーロック・ノームズ」のジョニー・デップ。出演は「スウィート・ヘル」のローズマリー・デウィット、「アサシネーション・ネーション」のオデッサ・ヤング、「ゲーム・ナイト」のダニー・ヒューストンなど。

美しい妻、娘と共に幸せに暮らしていた大学教授のリチャード(ジョニー・デップ)は、ある日余命180日であることを告げられ、さらに妻の不倫まで発覚する。残りの人生を好きなように生きると決めた彼は遠慮なく物を言い、授業中でも酒やマリファナを楽しむように。ルールや立場にとらわれない生き方に喜びを見いだしたリチャードの型破りな言動は、周囲にも影響を与えていく。

余命を告げられたリチャードが、残りの人生を遠慮なく楽しもうとするストーリー。

本当に遠慮なくなんでも言うので笑ってしまう。授業中にタバコを吸ってみたり、パブに行って授業を進めたりとやりたい放題。でも余命半年だったらこれくらい自由にやる気持ちも分かる。

前半は好き勝手にやるコメディパートで、後半は死に直面して人は何を思うかの感動パート。大きな盛り上がりみたいなものはないが、淡々と安定して進んでいく感じが心地よい。

ジョニー・デップは主人公の気怠い教授役だが、かなり似合っている。

ちょっと感動できるコメディ映画。
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