このレビューはネタバレを含みます
ジョニーデップ、スキャンダルの印象が強いけど、やっぱりかっこいい。
渋いイケメン。
機内映画だというのに、よすぎて涙が止まらなかった。。。
なんだろう。。。
わたしの中では、とってもリアリティにあふれているという感じ。
ガンになっても、それまで囲まれていた家族の問題が解決するわけじゃないのがリアルだし、自分の好きに生きようとしてまわりを変えようと自分で動くことがすごくリアル。
死ぬとわかっても、潔く過去を振り返ったり、ふっきったり、ふりきれたり、というのは簡単じゃないけど。
はちゃめちゃなことをしながら周囲の人に打ち明けられない、でも彼の中ではずっとここでは終わりたくない、どこかへ旅立ちたいという気持ちはくすぶり続けていて。
その気持ちを貫きながらも、自分が死ぬことを周囲に打ち明け、決してうまくいっていなかった奥さんにも同時に伝えて想いを伝える、娘さんにも最後にきちんと伝えて旅立っていく。
奥さんも娘さんも、あるがままに彼の選択を受け入れて旅立っていくというのが、とてもよかった。
終わりは絶対にあるんだけど、終わりの前の旅立ちで幕が閉じるのがとても余韻があって素晴らしかった。
