主人公リチャードの、病気により死を意識してからの生き様を、家族や近しい人達を絡めて描いた映画。ストーリーはありきたりでしたが、ジョニー・デップが好きなのでちょっと甘くスコアを付けました。
善き夫、父、大学教授として全うに生きてきたつもりのリチャードも、実は夫婦仲はすれ違い気味であることに薄々気付いていたけど、ちゃんと向き合ってこなかったから、『貴方の上司と不倫している』と爆弾発言をされる始末。ルールや、自分の立場に縛られずに生き始めたからと言っても、なかなか身近な家族、特にちゃんと向き合ってこなかったパートナーには直ぐには向き合えないでしょうね。
それでも、彼らの家族の形というのはやっぱりあって、だからこそのラストのシーンなのかなと、私は思いました。ラストシーンは良かったです。
