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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3のmiwanのレビュー・感想・評価

4.3
ロケットがいつも「アライグマじゃない!」って言っていたのは、そういうことだったのか、、

ガーディアンズはいつだって、家族の物語であり、それぞれのルーツを探し求める物語だ。
グダグダの笑いのテンポは相変わらずだけど、私にとっても彼らは愛する家族だからこそ、寄り添って一緒に笑うことができる。「いや、ホントグダグダだけどそこがいいんだよね」って母性みたいなもので観ることができる。

ルーツを求めながらも、新しい世代とともに前進する彼らが誇らしかった。

ソヴリン人のアダム(ウィル・ポールター)が、最初のウザさも含めて結構好きなキャラ。
あと、クリプラは身体が絞れているとホントかっこいい。(絞れてなくても好きだけど)

ところで、マーベルの「ヴィラン」の立場にある人(生物)って、決して「征服」が目的ではなく、将来的な危険人物を抹殺したり、平和のために間引きしたり、理想郷を創ろうとしたり、、それが人間的というか、人間が犯してきた負の歴史みたいなものを感じさせる。
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