吉田ジャスティスカツヲ

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3の吉田ジャスティスカツヲのレビュー・感想・評価

4.9
あれは思えば2014年のこと…
名作『キャップ・ウィンターソルジャー』の次の出番という、ユニバース全体での株価が急上昇している最中でしたよ。
・コイツらひとりも知らないし、外見がカッコよくない。
・やはり存じません監督は、B級ホラー映画の名手だ?
・ハッキリ言って大丈夫?心配なんですけど😨

…とまで私に思われてしまった彼らが【まさか世界中でこんなに愛されると思わなかった】じゃあありませんか😂
そんなガーディアンズたちの卒業式に赴いて参りました…

今回で大きなピリオドを打つために2時間半の上映時間となりましたが、推進力抜群のストーリーテリング(=ジェームズガン監督の手腕)のおかげで全く退屈な場面が無く、あっという間に駆け抜けました。
アクション演出は、今回もキレっキレとケレン味が満点。
個人的には特に、ワンショット風に見せる終盤のvs.ザコの大群シークエンスに陶酔です🤯

そして、新たな場所のプロダクションデザインの斬新さと究極美。
おぞましさも愛おしさへと化すクリーチャーの造形…
と、もはやすべてが高級アートのよう。


【記憶と違っても、今の経験だけでひとは成長できるよ】
逆に【過去を踏まえて、新たな人生を生きればイイじゃん】
そんなテーマを、過去2作以上に各キャラの特性を生かした見せ場と名セリフで集積し、もちろん仲間の絆が"ここぞ"で発揮されて否が応でも感動を盛り上げてくれます💥


スコア満点にしたかった💯のですが…
さすがに過去作を未見でしたり(アベンジャーズ本編を含め)覚えていない事象がある場合は辛かろうことを20個ほど見つけましたので、冷静になりました🤔


ガン監督、これまでありがとうございました。
D.C.に行っても、これからも追いかけていきますよ👍