ジャッキーケン

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3のジャッキーケンのレビュー・感想・評価

5.0
今年No.1級の傑作

これを超える号泣映画は今年現れないだろうと確信してしまうほど泣いた!(クリード3が待ち構えてるが…)

ネタバレありだから見てから読んで!


























ジェームズガンの送別会でありガーディアンズたちとの送別会でもあった
みんながみんな最高だった…

ついにロケットの過去が明かされる
その壮絶な過去はホロコースト味のある希望と絶望、そしてロケットの明日へと踏み出していく勇気。そしてグルートや仲間達との出会い、ガーディアンズ達の中でも1作目から一番成長したのはロケットだしこの映画を見て「うぉぉぉぉ!!!」ってなるのは間違いない

生死を彷徨うロケットを助けるべくスターロードらはその危機に立ち向かうんだけど交差するロケットの過去シーンに感情の振れ幅がおかしくなる!!

ロケットが実験体となり檻の中で出会う仲間達がとにかく見た目も相まって愛らしいしみんなで鬼ごっこしたり空を見上げて「友達って良いよね」って話すシーンでなんかもうおれ涙でスクリーンが見えない…
涙のミスリードが凄い
思い出すだけでも泣けるぜ

脱出計画が失敗し大切なものまで犠牲となってしまう分かってはいたけどあの展開はMCU屈指のシンドイシーンだしハイエヴォリューショナリーへの殺意がこれまでのヴィランにはないくらい湧いてくる

ロケットの死に際での仲間との再会から怒涛の号泣展開と激アツ展開の連続で

カウンターアースから脱出した宇宙船でドラックスたちが監禁された子ども達と出会う場面でブチギレるネビュラとマンティスに泣き散らす子供達に今まで見せたことのないドラックスの父親的一面がバチくそに泣いたし
ロケットの過去のように明かされることはないがドラックスも家族を失っているんだと再認識させられる、でもあの猿真似シーンはマジで泣ける

ヨンドゥの形見に悪戦苦闘するクラグリンがヨンドゥのフォースを感じて「心を使うんだ」のシーンもエグい、これはもう泣かざるを得ないでしょ!

仲間達と合流しさぁ脱出するかってなるけど「子供達がまだ残ってる!」
そっからのロケットが「もう逃げるのはやめた」からのno sleep till Brooklyn は激アツやしその後の怒涛のワンカットアクションがかっこ良すぎる!!

さらには人間のみならず別種族も助けようとするロケットの故郷を助ける場面もアツい

スターロードの故郷帰りとガーディアンズオブギャラクシーに別れを告げる展開は最終作に相応しい大団円とエンドクレジットの戻ったは良いけどなんか気まずさ残る感じがジワる。それでもあの里帰りはランボー4のラストっぽくて最高

ウォーロックも最高やったな
オープニングのvsガーディアンズ戦の脅威
でも実はマザー一筋で動物にも優しい
誠実ホームランダー
スターロードの時代は終わっても次世代のもちゃんと見たいと思わせてくれる
あのぎこちないハグも、うん!推せる!!!!!!!

エンドゲーム、ノーウェイホームに並ぶ完成度の作品。マジでもう3回は見にいく