コブラ

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3のコブラのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ガーディアンズ完結編。

ロケット•ラクーンの物語を通して、ファミリーの成長とそれぞれの自立を描きつつ、二度と戻らない黄金時代のパッケージであったのだなぁ、としみじみシリーズを強制ルックバックさせる青春映画的着地。

ちょっと見事過ぎひん?

一本の映画としてみるとここまで泣かせ演出を重ねるのは流石に過剰、なんなら下品と思わなくもないけど、シリーズ完結だし許容範囲。まんまと眼鏡オン3DIMAX眼鏡を曇らせましたし、隣のおっさんが嗚咽漏らしてて草でした。
などと人には言いながら、ビースティの「ノースリープティルブルックリン」のとこは官能の声を漏らしたし、その直後の「オールドボーイ」の拡大進化版というかVR版みたいな殺陣はオシッコ漏らして喜んでましたが。

ラスボスをE.マ◯クの様なヤベエ思想のクソゴミ経営者に設定 → ソイツを猿かに合戦レベルでコテンパンにボコ → って気持ちよくさせたところで鑑賞者の膝をカックンさせるロケットの決断。偉いぞって撫で撫でしたい。僕は「殺せえ ぶっ殺せえ」って白目剥いて暴力に酔っていたというのに。



気になる点。

囚われてた白髪キッズやアニマル(クリーチャー含む)を救ってたのは銀河の守護者の面目躍如だけど、崩壊は防げないとしてもカウンターアースの人達を救おうとする描写は欲しかったかも。あとラストで新生ガーディアンズが懲らしめようとしてたのも明らかに生物だった。両方とも「そっちは良いの?」ってなってしまう。


あと、これは物語構成上しょうがないんだけど、記憶ってかパーソナルデータを晒されるの結構キツイだろうなぁとロケットに同情してしまいまして。ロケットは誰にも喋らなかったって事はさぁ、、、など。容量がパンパンになってるワイのえちちフォルダを晒されたら、頼む!このまま死なせてくれ!ってなる。クッソどうでも良いけども。


そんくらい。


すぐに過去作を観直したくなる、シリーズに串をブッ刺すほぼ申し分のない完結編でした。お疲れ様でしたー。
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